京都の奥座敷、洛北の自然豊かな地に佇む「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」。
山々に囲まれた圧巻のロケーションに包まれ、“慣れ親しんだ京都”とはどこか異なる、静寂でゆったりとした時の流れを感じられます。
そんなROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsは、大人も子供も満足できるハイグレードなラグジュアリー空間が魅力。
この記事では、4歳の娘と宿泊した記録をもとに、チェックインから滞在中の様子までROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsの魅力をたっぷり紹介します。
Contents
豊かな自然に包まれるROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
京都市街地から車でおよそ30分。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(以下ROKU京都)は、京都の奥座敷・洛北の歴史的リゾート地「しょうざんリゾート京都」の敷地内にあります。
古くから芸術家たちに愛された鷹峰三山の自然美や、伝統的な庭園や建築物といった京都ならではの日本美などに囲まれ、敷地内は静寂でゆったりとした時が流れています。
ヒルトングループ最上級ブランド「LXRホテルズ&リゾーツ」のアジア太平洋エリアで初進出のホテルとして、2021年に開業したROKU京都。
敷地内は、客室棟やレストラン棟、アライバル棟などがそれぞれ独立して構成されており、その中央にはひときわ目を惹く水盤が一面に広がっています。
ホテルのシンボルツリーである北山杉や周囲の山々を映し出す水面は、幻想的で見惚れてしまいそうなほどの美しさです。さらに、夜にはライトアップが施され一層ムーディーな雰囲気に包まれます。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロクキョウト エルエックスアールホテルズアンドリゾーツ)
住所
京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1
電話番号
075-320-0111 FAX:075-320-0112
アクセス
【公共交通機関】地下鉄烏丸線「北大路駅」よりタクシーで約10分
【自動車】名神高速道路「京都南IC」より約40分
公式HP
ラグジュアリーで洗練された雰囲気のROKU京都の館内
チェックイン
ホテルに到着したらまず訪れるのがレセプションのあるアライバル棟。
ラグジュアリーでありながら、京都らしい侘び・寂びを思わせるインテリアデザインは、世界有数のラグジュアリーホテルのデザインを数多く手掛けるBLINK Design Groupの監修。伝統的な京都のインテリアを現代的に解釈した和モダンで素敵なデザインが特徴です。
「漆」がテーマとなったアライバルエリアは、京都らしい和の要素の中にも高級感あふれる漆の雰囲気に包まれ、どこを見てもうっとりします。
チェックインはレセプション内に用意されたソファ席で行います。旅で疲れた子供も座ったまま待つことができるので、子連れにはありがたい心遣いです。
ウェルカムドリンクの緑茶と和菓子を出していただき、ほっと一息つきながらゆったりとチェックインを済ませます。
ティーハウス
レセプションの隣には宿泊者が自由に利用できる「ティーハウス」があります。木を基調とした温もりのある室内には、京都の伝統的なインテリアが随所に施され、なんとも心地の良い空間が広がっています。
ティーハウスでは京都の老舗メーカーのお茶やコーヒー、砂糖菓子などが常備されており、朝の7時から夜9時まで自由に楽しめます。夕食前や朝食後など、のんびり寛ぎたいときにいつでも利用できるのが嬉しいですね。
ティーハウス横には授乳室(多目的室)も完備されているので、小さな赤ちゃん連れでも気兼ねなく利用できます。
ティーハウスの一番奥には大きな窓が設置されており、そこから見える水盤の景色は圧巻。水盤に重なるようにして配置された盆栽はシンプルながらも力強く、いつまでも眺めていたくなるような光景です。
客室
今回宿泊したお部屋は、プライベートガーデン付きの「ガーデンデラックス」。
全体的に黒が基調となったデザインで、シックで落ち着いた印象です。壁紙の一部には西陣織のアートワークなどが施され、現代的なデザインの中にも古くから伝わる京都の良さを感じることができます。
見どころは、壁一面に広がる窓の外にあるプライベートガーデンとそれを望むようにして配置されたお風呂。こちらの客室には天然温泉が引き込まれており、蛇口をひねるだけでしょうざんリゾート京都の天然温泉を堪能できます。
ガーデンや奥に見える大自然を眺めながら、人の目を気にせずのんびりと入浴できるのはプライベート温泉の醍醐味ですね。
洗面台は部屋の手前と奥に二カ所配置されています。こちらも洗練されたお洒落なデザインで高級感たっぷり。洗面台の隣にはレインシャワーが完備されたシャワールームがあります。
バスアメニティはイギリス生まれのブランド「VOTARY」のもの。「VOTARY」はヴィーガンかつクルエルティフリーを目指したナチュラルスキンケアブランドで、ふんわりとしたやさしい香りが特徴です。そのほか歯ブラシやスキンケアセットなど、基本的なアメニティが一式揃っているので荷物も最小限で済みます。
キッズアメニティには、歯ブラシ、スリッパ、ボディスポンジ、ベビーシャンプーが用意されており、子供がよろこぶお風呂用の可愛らしいおもちゃもありました。コットン素材の子供用パジャマは真っ白で可愛らしく、セパレートで着やすさも抜群です。
また、ベビーベッドやベビーバス、おむつペールなどの貸し出しもあるため、赤ちゃん連れの方でも安心して宿泊できます。
ベッド脇のミニバーコーナーには、アルコールやコーヒー、紅茶などのドリンクサービスが充実。コーヒーや紅茶、ミネラルウォーターは無料で、備え付けの茶器やコーヒーメーカーでいただけます。
茶器はフロアごとに異なる作家さんの作品が備えられているというこだわりっぷり。京の風情を感じる茶器でいただくドリンクは格別です。
美味しいお茶を淹れてガーデンのある窓際のカフェテーブルでのんびり過ごすのが、最高に癒される時間でした。
鷹峯の雄大な自然を望むサーマルプール「THE ROKU SPA」
ROKU京都の最大の特徴なのがスパ棟「THE ROKU SPA」にあるサーマルプールです。
しょうざんリゾート京都の敷地内から湧き出る天然温泉が使用されており、季節を問わずいつでも心地よい温度の屋外プールに入ることができます。冬でも温泉に浸かっているようにポカポカで温かく、リラックスしながらアクティビティも楽しめます。
プールの目の前には鷹峰三山が連なる雄大な大自然が広がり、まるで森の中の温泉に入っているかのような気分に。森林浴と良質な温泉で身体の芯からリフレッシュできます。
サーマルプールは保護者同伴で4歳から利用可能。ビート板やアームヘルパーも借りられるので小さな子供もたっぷり遊ぶことができます。
レストラン「TENJIN(テンジン)」
ROKU京都のレストラン「TENJIN」は、敷地内を流れる天神川に沿って建つフレンチレストランです。
「シェフズテーブル」「オールデイダイニング」「バー」の3つのスタイルで構成されており、用途に合わせて食事を選択できます。京都の伝統工芸である「竹細工」をテーマにしたインテリアデザインとなっていて、凛とした美しい佇まいがなんともお洒落な空間です。
天気の良い日は、川沿いのテラス席で食事を楽しむこともできます。
「シェフズテーブル」の利用は13歳以上となっているため、今回はオールデイダイニングの朝食を利用しました。
メインが選べるハーフビュッフェスタイルで、和定食やエッグベネディクトなどが選べます。ビュッフェスタイルなので、子どもも好きなものを自由に食べられて大満足です。
「ザ バー」は年齢制限がなく、子連れでも利用できます。窓の外にはライトアップされた水盤が浮かび上がり、幻想的な雰囲気の中でくつろぐことができますよ。
子連れに嬉しい充実のキッズアクティビティ
ROKU京都では、自然に囲まれたリゾートホテルならではの思い出が作られるファミリー&キッズアクティビティが複数用意されています。
今回娘と参加したのは、年齢制限がなく誰でも参加できる「ROKU KYOTO トレジャーハンティング」。
渡されたマップをもとに、しょうざんリゾート京都内にちりばめられた8つの「お宝」を探して制限時間内に写真を撮影するというもの。35,000坪もの広い敷地を有するリゾート内を親子でめいっぱい探索できます。
あるお宝スポットにはこんなに可愛らしいフォトスポットも。
子供がお宝探しに夢中になっている間、親はしょうざんリゾート内の美しい庭園や建築物を観賞でき、まさに親子で楽しめるファミリーアクティビティです。
また、5歳から10歳を対象とした「ROKU KYOTO バックステージツアー」(1日1組限定)や、「ROKU KYOTOオリジナル京からかみポストカード摺り体験」といった魅力的なアクティビティもあり、子供も飽きずに滞在することができます。
【ROKU京都】親子の心ほぐれる癒しのリゾートステイ
京都の奥座敷に佇む「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」について紹介しました。
アジア発進出となる「LXRホテルズ&リゾーツ」ということで、ヒルトン最上級のラグジュアリー感を味わえるだけでなく、有名な観光スポットとは一味違う“京都の魅力”に触れることができる貴重な滞在となりました。
また、サーマルプールやアメニティ、アクティビティといった子連れに優しいコンテンツが豊富で、子連れで上質なリゾートホテルに宿泊したいときにおすすめのホテルです。
家族の記念日や特別なお祝いの日には、洛北の豊かな自然美と洗練された建築美を、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
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