【子連れ宿泊記】ザ・リッツ・カールトン福岡で愉しむ伝統とモダンラグジュアリー

2023年6月開業のラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」（以下、リッツカールトン福岡）。

日本の伝統と洋風のモダンデザインが見事に調和した上質な空間と、子連れでも快適に過ごせる充実したサービスが魅力です。

今回は、そんな開業直後の「リッツカールトン福岡」に5歳の娘と宿泊した記録とともに、客室や館内の雰囲気、気になる子連れ対応などについて詳しくご紹介します。

ファミリーや子連れでの宿泊を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

【リッツカールトン福岡】ホテル概要

リッツカールトン福岡は、マリオットグループの最高峰ホテルブランド「ザ・リッツ・カールトン」が九州に初進出したラグジュアリーホテル。

場所は、九州屈指の繁華街・天神駅からほど近く、多数の施設が入る複合施設「福岡大名ガーデンシティ」の18階から24階にあります。

ロビーや客室からは、上層階ならではの見晴らしのいい景色を一望でき、最上階には海を見下ろすプールやスパ、フィットネスジムも完備されています。

駅からわずか徒歩5分という好立地にありながら、都会の喧騒を忘れさせる静寂で隠れ家のような空間です。

子連れ対応

リッツカールトン福岡は、子供の宿泊も可能です。

予約サイト「一休.com」では以下のように記載があります。

※お子様について 11歳以下のお子様の添い寝は無料です（専用寝具・お食事・アメニティなし）。 ソファベッド（有料）をご希望の場合は、事前にお申しつけください。

ザ・リッツ・カールトン福岡[一休.com]

リッツカールトン福岡では、ホテルに宿泊した子供を対象とした体験型プログラム「ザ・リッツキッズ」が展開されており、子供も充実したホテルステイが楽しめます、

リッツキッズについては、記事の後半でも具体的に紹介しています。

ホテル詳細情報

【リッツカールトン福岡】エントランス～ロビー

1階のエントランスをくぐり、美しく落ち着いた雰囲気の回廊を渡ってアライバルロビーへ。

博多の伝統工芸である「紋紙（もんがみ）」をモチーフにした和風デザインの回廊は、神秘的で心が癒されるよう。

チェックインは18階にあるロビーのレセプションエリアにて行います。

高い天井まで続く大きな窓が一面に配され、開放感抜群。

ダークブラウンの落ち着いた色調と高級感漂うインテリアが印象的な空間です。

ロビーの随所に和テイストの調度品や家具があしらわれていて、思わずほっこり。

ロビーの隣には、ホテルの顔となる「The Lobby Lounge & Bar」をはじめ、開放的なダイニングやカフェなどが並んでいます。

ラグジュアリーホテルならではの広々とした空間で、リラックスしながらチェックインを済ませられます。

【リッツカールトン福岡】客室の様子

リッツカールトン福岡の客室は、スイート20室を含む全167室。

全ての客室が50㎡以上の贅沢な広さがあり、福岡市内の街並みを見下ろす「スカイライン」や博多湾や能古島を望む「ベイビュー」、公園の自然を眺望できる「パークビュー」といった全14タイプの客室が揃っています。

今回は、「スカイライン」のお部屋を紹介します。

ベッドエリア＆リビングスペース

客室の内装やインテリアは、無垢材や真鍮を使ったシンプルで上質なデザイン。

空間には余計なものがなく、落ち着きと高級感が漂います。

ベッドは幅140cmのダブルベッドで子供と一緒でも充分に休める広さがあります。

ベッド周りには電源や照明スイッチ、USBもあり使い勝手が良く快適♪

ベッドの隣には、ソファベッドとテーブルセットが用意されたリビングスペースがあります。

広々としたソファベッドは外の景色を存分に楽しめる特等席。

寝そべったり腰かけたりして、爽快な景色を眺めながら旅の疲れを癒すことができます。

テーブルの上には、お茶とウェルカムスイーツが用意されていました。

ウェルカムスイーツは、福岡の老舗和菓子屋さんのスティックタイプの最中。

小豆の甘みが日本茶ととてもよく合います♪

ミニバー＆アメニティ

こちらは、おしゃれなミニバーコーナー。

ドアを左右にスライドして開けられる仕組みになっています。

中には、お水、グラスやコーヒーカップ、カトラリーのほか、TWGの紅茶やネスプレッソのカプセル、有料のドリンクなどが用意されていました。

中には、福岡発祥の「茅乃舎のだし」を使っただしスープも。

だし文化の盛んな福岡ならではのおもてなしですね。

夕方のターンダウン（就寝用にベッドを整えてくれるサービス）後には、クローゼット内のチェストにナイトウェアを用意してくれていました。

上下セパレートのナイトウェアの他、Tシャツのような部屋着も用意してもらえる場合もあります。

ウェットエリア＆バスアメニティ

ウェットエリアに入ると、まず目を惹かれるのがシンクや壁に使われている素敵な石材。

まるでアート作品のような独特な模様は、モンテ・カルメロという珍しい石材でできているのだそう。

広々としていて、ラグジュアリーホテルらしい重厚感を感じます。

洗面シンクの向かいには独立した椅子付のドレッサーがあり、メイクやボディケアも楽々。

ドレッサーの引き出しには、歯磨きセットやコーム、バスソルトなどが入っています。

歯ブラシやコームは、サステナブルで心地よい竹製のものが使われています。

驚いたのは、イタリア製の有名なMARVISの歯磨き粉がよういされていたこと。

国内ホテルのアメニティとしてはなかなか珍しく、テンションが高まりました♪

ガラス張りのバスルームは、窓からの光が差し込み、明るくて開放感もたっぷり。

バスタブやシャワースタンドのデザインがかわいらしく、とてもスタイリッシュな空間です。

入浴時には、ふすまのようなスライドドアを閉めてプライベートな空間にすることも可能。

洗い場も広く、子供と一緒でも快適なバスタイムが過ごせます。

シャンプーやボディシャンプーは、フランスのフレグランスブランド「ディプティーク」のフィロシコスコレクションのもの。

爽やかなイチジクの香りで、気分もサッパリしますよ♪

キッズアメニティ

キッズ用のアメニティには歯ブラシとバスローブが用意されていました。

子供用のバスローブは、お風呂上りにパッと着せられてとっても便利◎

クリクリちゃんもご満悦です♪

【リッツカールトン福岡】レストラン・朝食

朝食は18階にあるレストラン「Viridis（ヴィリディス）」にて。

太陽の光が降り注ぐ爽やかな空間で、九州の新鮮な食材を使った洋食がいただけます。

リッツカールトン福岡ではマリオットボンヴォイ会員のステータスによる無料特典はなく、チタン会員も有料。

子供の朝食は、リッツキッズ特典でビュッフェを無料で楽しめます。

朝食メニューは豊富。

ビュッフェスタイルや和朝食のほか、多彩なアラカルトメニューから選べます。

こちらは和朝食。

豪華な三段重に入っており、ボリューミーで見た目も華やか！

寝起きの身体をしっかりと目覚めさせてくれる、贅沢な朝食です。

ビュッフェメニューはかなりの品ぞろえ。

和食や洋食のおかずをはじめ、郷土料理の「おきゅうと」などの福岡にちなんだメニューも多彩に用意されていました。

パンのコーナーには、ビュッフェではあまり見かけないようなおしゃれなパンもたくさん。

博多明太を使った明太フランスもあります。

メインの卵料理は、オムレツや茅乃舎のだし巻き卵、クロワッサンエッグベネディクトなどから一つ選べます。

どのメニューもクオリティが高く、一日のエネルギーをたっぷりチャージできました◎

【リッツカールトン福岡】リッツキッズ ・ナイトサファリ

「ザ・リッツキッズ」は、リッツカールトンホテルで展開されている体験型プログラム。

子供向けの様々な体験メニューが無料で用意されていて、子供も夢中になって遊ぶことができます。

ホテルにチェックインしたら、まず体験できるのがリッツカールトンのキャラクター「リオンくん」の人形作り。

博多伝統の織物を貼りつけて作るリオンくん人形は、淡い色合いと和風柄でとってもかわいい仕上がりです。

リッツキッズでもらえるクリアファイルには、クレヨンやぬり絵、スタンプラリーが入っています。

スタンプラリーは、特定の場所を訪れるとスタッフが素敵なメッセージを手書きしてくれるというもの。

すべてクリアしたキッズには、リオンくんが描かれた愛らしいミニバッグのプレゼントが用意されています。

有料の「ザ・リッツキッズ ナイトサファリ」（12,000円／人）では、客室にテントやフェルト製のおもちゃが用意され、リオンくんとお部屋キャンプが体験できます。

携帯用ランタンで暗いお部屋を探検したり、焚火ごっこでマシュマロを焼いたり・・

いつもと違うシチュエーションに、子供の気分も一層盛り上がります♪

ナイトサファリでは、リオンくんのぬいぐるみもプレゼントしてもらえます。

ここで体験したことをいつでも思い出せる、ステキなお土産ですよね。

リッツカールトン福岡で子連れでも極上の滞在を

今回は開業したばかりのリッツカールトン福岡について紹介しました。

和と洋が調和する素敵なデザインをはじめ、広々とした客室からの素晴らしい景色、多彩な朝食メニューなど、ラグジュアリーホテルならではの魅力をたっぷり味わえます。

子連れにもやさしく、特にリッツキッズのアクティビティは子供の心に残る大切な思い出になるはず。

親も子供も大満足なホテルステイができますよ♪

都会の中心にある隠れ家のようなラグジュアリーホテルで、子供と一緒に贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。